白斑のレーザー治療法
高出力レーザーと低出力レーザーの複合治療
最近、白斑や乾癬の治療法として、レーザー治療が効果をあげています。画期的な方法として、欧米でも注目が集まっています。
レーザー治療法は、アルゴンレーザーなどの高出力レーザーと、半導体レーザーなどの低出力のレーザーを併用した複合治療が行われます。
全治性の治りにくいものには、ドライアイスの凍結療法や外用薬を併用することで、高い治療効果が得られた臨床例も報告されています。原理的にも、高出力レーザーやドライアイスによる凍結療法を弱めにして行えば、二次元的な色素沈着を起こすことができます。
レーザー光線がメラニン細胞を活性化
レーザー光線によって、何らかの原因で機能が下がったメラニン細胞に活動を再開するための刺激を与えることができます。これに合わせて低出力レーザーによって、白斑周辺のメラノサイトの刺激を行えば、皮フの毛穴を中心とした部分と白斑の周囲から色素沈着が起こって、白く色の抜けた皮フにだんだん色がよみがえってきます。
これまで、このレーザー治療によって、数多くの患者さんを治療しています。副作用もなく、従来行われてきた内服薬治療や光線治療に比べて短期間で治療効果をあげています。

負担が少ない医療レーザー治療
塗り薬や紫外線照射療法の場合は、治療に時間がかかることが珍しくありません。しかも治療効果がなかなか現れないことも多く、副作用の心配もあります。また、移植手術の場合は、入院の必要もあります。
これらの治療と比べて医療レーザーによる治療法は、患者さんの負担を大きく軽減できます。入院の必要がないので日常生活への支障も少なく、出血もなく、全身麻酔の必要もないので、体への負担もほとんどありません。そのため新生児や乳幼児でも治療が行え、さらに症状が進行する前に治療ができるので治療効果もよいといえます。また患部にレーザーを照射することで病変部以外の健康的な皮フに影響を与えずに、進行を抑えることも可能です。



